Boomi、2025年のGartner® Magic Quadrant™で11年連続リーダー選出:AI時代の業務統合を支える注目のiPaaSとは?
Sazaeがパートナー提携するBoomi(ブーミー)が、2025年のGartner® Magic Quadrant™ for Integration Platform as a Service(iPaaS)において、11年連続で「リーダー」に選出されました。本記事では、Gartner Magic Quadrantとは何かをわかりやすく紹介しつつ、Boomiがなぜ継続して評価されるのかを、最新機能や戦略的な取り組みとあわせて解説します。
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Gartner® Magic Quadrant™とは?
Gartner Magic Quadrant™は、米国の調査会社Gartnerが発行する市場分析レポートで、IT製品やサービスベンダーを評価する世界的に信頼性の高い指標です。
ベンダーは以下の2軸で評価され、4つの象限に分類されます:
・実行能力(Ability to Execute):製品の完成度、導入実績、サポート力など
・ビジョンの完全性(Completeness of Vision):将来性、革新性、成長戦略など
この評価に基づき、ベンダーは次の4カテゴリに分類されます:
・リーダー(Leaders):実行力・ビジョンともに優れた業界のトップランナー
・チャレンジャー(Challengers):実行力はあるが革新性にやや課題
・ビジョナリー(Visionaries):革新性に優れるが実行力に課題
・ニッチプレイヤー(Niche Players):特定の市場に特化したプレイヤー
Magic Quadrantは、新しいIT製品の選定や導入判断の際に、客観的な指針として世界中の企業に活用されています。
2025年版Magic Quadrantに見るiPaaS市場の勢力図
2025年版のGartner® Magic Quadrant™ for Integration Platform as a Service(iPaaS)では、Boomiが11年連続でリーダーに選出されました。以下はその最新版のポジショニングマップです(参照リンク)
この図は、各ベンダーの実行力(縦軸)とビジョン(横軸)を視覚的に表しています。Boomiはリーダー象限の中でも最上位に位置しており、技術力と安定性の両立が高く評価されています。
同じくリーダーとして選ばれた企業には、Workato、SAP、Microsoft、Informaticaなどがあります。一方、Salesforce(MuleSoft)、Oracle、AWSなどはチャレンジャー象限に位置し、実行力は高いものの革新性でやや劣る評価となりました。
また、SnapLogic、Tray.ai、Celigoなどはビジョナリー象限に分類され、特定技術で注目されつつも、より広い導入・展開という点ではまだ成長段階にあります。
Boomiが11年連続リーダーに選ばれる理由
Boomiが長年にわたり「リーダー」に選ばれ続けているのは、単なる連携ツールを超えて、企業のデジタルトランスフォーメーションを支える“統合基盤”として進化し続けているからです。
特にGartnerが評価したポイントは以下の通りです:
✔️ AIエージェント管理機能「Boomi Agentstudio」
AIエージェントの調達、設計、管理、ガバナンスを1つのプラットフォームで実現。自然言語ベースで操作できる設計も評価されています。
✔️ API管理の強化とスプロール対策
APIの乱立を防ぎ、ガバナンスやセキュリティを高水準で維持できる仕組みを提供。エンタープライズ規模での統制が可能です。
✔️ データ統合の進化「Boomi Data Integration」
Rivery社の買収により、データウェアハウスやAI活用に対応した高性能なETL/ELT基盤を統合。変換・同期・活用までの一連の流れを効率化します。
✔️ 拡大するパートナー連携
AWS、ServiceNowなどとの連携を通じて、より多くの業務や部門で自動化・効率化を実現。セルフサービス型の導入支援にも注力しています。
Boomi導入にご興味のある方へ
Boomiの概要や成功事例、具体的な導入プロセスをまとめた無料ホワイトペーパーをご用意しています。以下のリンクからすぐにダウンロード可能です。
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