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Let’s Work Together

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Author: Kaho Yaguchi

Webセミナー概要 本セミナーはWebセミナー形式で、Zoomを使用して開催いたします。参加用URLはセミナー直前にメールにて「osslabo.com」または「majisemi.com」よりご連絡いたします。迷惑メールとならないよう、メール受信設定をご確認ください。 背景と課題 業務のデジタル化やDX推進が加速する中、開発スピードの遅れやIT人材不足が多くの企業の課題となっています。脱Sierや内製化を目指す企業が増える中、従来のローコードツールでは対応が難しい“実践的な開発環境”へのニーズが高まっています。 レガシーシステム刷新の現実 設計書が残っておらず、“動いている画面”だけが手がかりという旧システムも少なくありません。ビジネス部門は迅速なアプリ更新を求める一方で、既存システムの構造は複雑化し、担当者も不在というケースが多発しています。今後求められるのは、クラウドを前提に、プロセス駆動型で設計を再構成するアプローチです。 セミナーの見どころ 業務とITが協力し、“動作画面”から仕様を復元できる本格派ローコードツール「Mendix」の特長を、実際の画面とともにご紹介。段階的なシステム刷新や業務部品の再利用、ワークフローのテンプレート活用など、エンタープライズレベルでの活用法と導入支援、ライブデモを通して学べます。 登壇者 株式会社ビルドシステム CS推進室 室長 新川 博己 氏 大手製薬メーカーにて情報システム構築や営業支援に従事したのち、外資系企業で社内コンサルタントやプロジェクトマネージャーとして豊富な実績を積む。人事・給与システムのPM、保険業界向けITプロジェクトの推進など、幅広い業界で成果を上げる。2008年以降は国内外の企業に対しコンサルティングを行い、マーケティングダッシュボードの構築やビッグデータ分析などの分野をリードしている。現在は株式会社ビルドシステムにてMendixビジネスを推進。セミナーや講演会を通じて多くのビジネスパートナーと出会い、協業することでお客様に提供する価値の最大化に注力している。現場目線と経営視点を併せ持ち、DX時代における実践的な支援を実施している。   Sazae Pty Ltd 代表取締役 Ayumi Mizoshiri オーストラリア&日本&ベトナムでITコンサル/SIer事業を行うSazae Pty Ltd : Founder/CEO 大学卒業後、関西のIT企業でシステム開発とサーバー運営を担当。2009年からはシドニーに拠点を移し、クーポン、モバイルペイメントアプリ、法律関連、教育関連のスタートアップに従事。日本、オーストラリアなどのグローバルなITプロジェクトで、エンジニアやマネージャーとして活躍。現在は、オーストラリア、日本、ベトナムでITコンサルティング、システム開発、外資系SaaS導入などを手がける「Sazae」という会社の創業者兼経営者。また、「Innovation Dojo」という、起業家の人材育成やスタートアップのインキュベーション、イノベーション関連の事業開発と資金調達をサポートする会社の共同創業者も務めている。 IT技術者などのプロフェッショナルな方々の情報交換・親睦を目的として、JAIT(Japan Australia IT)も設立し、様々国でイベントを開催している。 日時 2025 年 6 月 3 日 12:00-13:00 プログラム 11:45~12:00 受付 12:00~12:05 オープニング(マジセミ) 12:05~12:45 【中堅・大手企業向け】設計情報が残っていないレガシーシステム——手がかりは“動いている画面”のみ 12:45~13:00 質疑応答 主催・共催 Sazae Pty Ltd(プライバシーポリシー) 株式会社ビルドシステム(プライバシーポリシー) 協力 株式会社オープンソース活用研究所(プライバシーポリシー) マジセミ株式会社(プライバシーポリシー) ※共催、協賛、協力、講演企業は将来的に追加・削除される可能性があります。 当日会場アクセスに関するお問合せ [email protected] セミナー事務局 マジセミ株式会社(プライバシーポリシー) 参加条件と個人情報の取扱い 以下の方について、当社判断によりご参加をご遠慮いただく場合があります: 競合となる商品・サービスを提供している企業やその関連企業 個人、個人事業主、海外在住者、日本に活動拠点が無い企業 その他、弊社および講演企業が不適切と判断した場合 参加申込多数の場合、抽選となる場合がございます。 取得した個人情報は、セミナー運営、資料提供、各社サービス案内、メルマガ配信等に使用し、必要に応じて主催・共催・協賛・協力・講演企業に提供されます。詳細は各社のプライバシーポリシーをご確認ください。 お問合せ先:株式会社オープンソース活用研究所 TEL: 03-6721-8548 e-mail: [email protected] セミナー申込はこちらから (参加費無料)

CMS(コンテンツ管理システム)を活用したWebマーケティング戦略は、これまで「自社コンテンツを最適な形でユーザーに届ける」ことが中心でした。しかし2024年、Googleが導入した「AIO(AI Overviews)」の登場により、検索結果の構造が一変し、従来のSEO施策だけでは不十分になる場面が増えてきています。 本記事では、CMSを運用しているマーケターやWeb担当者に向けて、AIOがもたらす検索行動の変化と、それに適応するためのSEO戦略についてわかりやすく解説します。 AIOとは?──AIによる“要約回答”の仕組み CMSコンテンツ戦略に起きる変化 AIO時代に気をつけたいCMSコンテンツ3つのポイント CMS別:AIO対応度早見表(2024年時点) まとめと無料相談のご案内 1. AIOとは?──AIによる“要約回答”の仕組み AIO(AI Overviews)は、Google検索の最上部に表示される、AIが複数の情報ソースから生成した「要約コンテンツ」です。たとえば「おすすめのCMS 比較」などと検索したときに、個別サイトにアクセスする前に、AIが「主要CMSの特徴」「比較ポイント」「用途別の向き不向き」などを一文でまとめて提示します。 このようなAI要約によって、ユーザーはWebページにアクセスせずに意思決定を進める傾向が強まっており、CMSを使って発信するコンテンツも「AIに見つけられる」構造が必要となっています。 2. CMSコンテンツ戦略に起きる変化 比較・調査フェーズがAIO内で完結:記事を読む前に、AI要約で概要を把握されてしまうため、詳細情報に誘導しにくくなる 検索からの流入が減少する可能性:従来のSEO順位だけでは露出が不十分になり、要約に含まれるか否かが新たな競争軸に “AIに拾われやすいコンテンツ”が新たな勝ちパターンに:明確な構造、専門性のある一次情報、引用しやすい文体が重要に 3. AIO時代に気をつけたいCMSコンテンツ3つのポイント 1. “AIに引用される前提”でページを構成する AIOが拾いやすいのは、FAQ形式、箇条書き、比較表、定義など「情報構造が明快なコンテンツ」です。CMS上の記事も、見出しの意味が明確で、1つの段落に1トピックを徹底することで、AIに正確に伝わる可能性が高まります。 2. 一次情報・専門性をきちんと提示する AIは信頼性の高い情報を優先します。実績データや事例、専門家の見解など、「なぜこの発信元が信頼できるのか」を明確に記載することが、AIOに選ばれる鍵になります。 3. 本文を読まない前提で“要約に拾われるリード文”を作る 今後は、タイトル直下の冒頭段落(リード文)がそのままAIOに要約されるケースが増えます。検索意図に対応した答えを、記事の冒頭で提示する設計がより重要になります。 4. CMS別:AIO対応度早見表(2024年時点) CMSツール名 AIOへの露出度 コンテンツ構造の整備度 検索品質ガイドライン対応 コメント WordPress ★★★★☆ ◎ ◎ 圧倒的なシェアと拡張性。構造化・SEO強化も柔軟に対応可能 Wix ★★★☆☆ ◯ ◯ 簡単操作だが自動要約されにくい場合があり、明示的構造化が鍵 Webflow ★★★☆☆ ◎ ◯ 海外向けサイトに強み。情報発信次第でAIO選出されやすい HubSpot CMS ★★★★☆ ◎ ◎ AI要約される事例も多く、マーケ系には特に適している 国産CMS(例:a-blog、Movable Type) ★★☆☆☆ △ △ 英語対応や情報発信の量が限定的で、AIO対象になりにくい 5. まとめと無料相談のご案内 AI Overviewsの登場によって、CMSを使ったSEO施策は「構造」「専門性」「AIへの伝わりやすさ」が問われる時代に突入しています。これまでの「上位表示されればOK」という前提は崩れつつあり、AIOに拾われるための情報設計が今後の競争力を左右します。 Sazaeでは、CMS導入企業向けに、AIOを見据えたSEO対策・構造設計・運用改善を一貫してご支援しています。「自社のCMSサイトはAIOでどのように表示されているか?」を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。 無料相談会の詳細と申し込みはこちら

HubSpotが発表した新機能「Model Context Protocol(MCPモデル)」は、CRMとAIの連携をさらに進化させる革新的な技術として注目を集めています。業務効率化やデータ活用の高度化を目指す企業にとって、MCPは見逃せないトピックとなりそうです。 MCPモデルとは? HubSpotとMCPの統合で実現できること 業務にどう役立つ?MCPの活用例と効果 今後の展開と可能性 まとめと導入支援のご案内 1. MCPモデルとは? MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントが業務システムと安全かつ効率的に接続するためのオープンスタンダードです。開発元であるAnthropic社が提唱しており、AIとCRMなどの外部ツール間の連携を、より簡単・柔軟・セキュアに実現することを目的としています。 従来のAI連携では、独自のAPI設定や特別な開発が必要でしたが、MCPに準拠することで、AI側があらかじめ定義された構造に沿って業務ツールと対話できるようになります。つまり、「AIがHubSpotの情報構造を理解し、正しく質問し、目的に応じた操作を行えるようになる」プロトコルです。 2. HubSpotとMCPの統合で実現できること HubSpotは2024年4月、MCPモデルへの対応をパブリックベータとして開始しました。これにより、MCPをサポートするAIアプリケーションやエージェントプラットフォームが、HubSpotに安全かつスムーズにアクセスできるようになります。 HubSpotのCTOであるDharmesh Shah氏は、以下のように発表しています: この統合により、たとえば以下のようなことが可能になります: AIエージェントがHubSpotの顧客情報(コンタクトや取引先)を呼び出して分析 営業履歴やメールの送信履歴をもとに、自動で次のアクションを提案 ユーザーの質問に対して、HubSpotのデータを使って即時に応答 3. 業務にどう役立つ?MCPの活用例と効果 MCPによってAIとCRMの接続が簡単になることで、以下のような現場での業務が大きく変わります。 営業支援 営業担当が過去の商談データを参照しながら、AIに「今週アプローチすべきリードは?」と尋ねると、AIがHubSpotのデータベースをもとに優先度を分析し、リストを返すといった使い方が可能になります。 カスタマーサポート チャットボットが顧客の対応履歴・FAQ・商品データベースをリアルタイムで参照し、的確な回答を提示することができるようになります。これにより、対応時間の短縮と顧客満足度の向上が期待できます。 マーケティングオートメーション キャンペーン反応データやウェブアクセス履歴をもとに、AIがセグメント分類やコンテンツ提案を自動化することで、よりパーソナライズされたマーケティングが実現可能になります。 4. 今後の展開と可能性 MCPモデルは、HubSpotだけでなく、今後さまざまなSaaSやAIサービスへの拡張が見込まれています。たとえば、カレンダーアプリ、プロジェクト管理ツール、会計ソフトなどとも連携可能になれば、業務の全体最適化がより現実味を帯びてきます。 また、ユーザーにとっては「AIエージェントを介して業務アプリと自然に会話しながら仕事を進める」ような未来が、一層身近なものとなるでしょう。 参照:HubSpot MCP Server - GitHub HubSpot MCP Server - Glama 5. まとめと導入支援のご案内 HubSpotのMCP対応は、単なる新機能にとどまらず、CRMとAIの統合を加速させる大きな一歩です。企業にとっては、業務のスマート化・省力化を進めながら、顧客との関係構築をより深めるチャンスにもなります。 「うちの業務にも活用できる?」「どうやって設定するの?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひSazaeまでご相談ください。導入の検討から、PoC(試験導入)、定着化支援まで、一貫したサポートをご提供しています。 無料相談会の詳細と申し込みはこちら

店舗運営の現場では、注文受付から在庫管理、スタッフシフト管理に至るまで、多岐にわたる業務を効率化することが求められています。特に、飲食業界や小売業界では、少人数オペレーションや複数店舗管理、ブランド体験の向上など、より柔軟な対応力が不可欠です。 こうしたニーズに応える統合型業務プラットフォームとして、世界中で導入が進んでいるのが「Odoo」です。日本国内ではまだ導入事例が少ないものの、海外では飲食店やリテールビジネスを中心に、急速にシェアを拡大しています。 なかでも注目されているのが、Odooが提供する「POS(販売管理システム)」や「セルフオーダー端末」を中心とした、店舗運営支援機能です。現場の接客から、裏側の在庫・売上・スタッフ管理までを一気通貫でつなぎ、運営のスマート化を支援します。 OdooのCEOであるFabien Pinckaers氏も、公式LinkedInで次のようにコメントしています。 出典: Odoo公式LinkedIn Odooではセルフオーダー端末を、ブランドカラーやロゴに合わせて柔軟にカスタマイズする機能の拡充が進められています。単なるシステム導入にとどまらず、店舗ごとの個性やブランドイメージを反映したオリジナル仕様に仕上げられる点が、大きな強みとなっています。 本記事では、Odooの柔軟なUI対応セルフオーダー端末機能を中心に、POSからバックオフィス管理まで一元化することで得られるメリットや、飲食・小売・イベント業界における具体的な活用例をご紹介します。Odooを活用して、次世代のスマートな店舗運営へとステップアップする方法を一緒に探っていきましょう。 1. 柔軟なUI対応セルフオーダー端末機能 現在Odooでは、セルフオーダー端末のUIを各ブランドのカラーやロゴに合わせて調整できるような開発が進められています。このような柔軟性は、単なる業務効率化にとどまらず、来店顧客にとっての「ブランド体験の質」を高める施策としても有効です。 多言語対応や業態別のオペレーションに適した画面設計も視野に入れることで、店舗ごとの個性を保ちつつ、よりスムーズな注文体験を提供できます。飲食店やカフェチェーンはもちろん、フードコート内の複数ブランドや、期間限定イベントでの利用にも適しており、店舗形態に応じた柔軟な導入が期待されます。 2. POSからバックオフィスまで一元管理 Odooは、現場の接客業務から裏側のバックオフィス業務までをシームレスに連携できる点が特徴です。POS端末で入力された注文内容は、キッチンディスプレイ(KDS)やレジと即時に連携され、注文ミスや待ち時間の削減に寄与します。 さらに、POSと在庫管理モジュールが自動連携することで、商品売上に応じた在庫の自動調整が可能になります。メニューや商品情報の変更も本部側から一括反映できるため、複数店舗を展開している企業でも、店舗ごとの情報更新作業にかかる工数を大幅に削減できます。 スタッフ管理についても、Odoo上で勤怠管理・シフト調整・スタッフ別の売上実績の可視化まで一元化でき、業務の抜け漏れ防止や公正な評価制度の整備に役立ちます。 経営面では、POSや在庫情報から自動生成される売上レポートやトレンド分析をもとに、時間帯別・商品別の販売傾向を把握できるため、発注計画や販促施策の精度向上にもつながります。 3. Odooが選ばれる理由 Odooの大きな強みは、「スモールスタート」が可能な点です。 まずはPOSや在庫管理など、必要最低限のモジュールから導入し、業務や店舗数の拡大に応じてCRM、モバイルオーダー、会員アプリなどを段階的に追加していける構成になっています。初期コストを抑えながら、将来的な拡張性を確保できる設計は、個人経営のカフェから全国展開を目指す飲食チェーンまで、幅広いビジネスに適応可能です。 また、Odooの各モジュールはオープンソースベースであり、柔軟なカスタマイズ性も兼ね備えています。開発パートナーとの連携により、自社の業務フローに最適化されたUI・UX設計が実現しやすい点も、導入企業から高い評価を受けています。 4. Odoo活用シーン別おすすめ例 タイプ 活用シーン 飲食チェーン店 POSとセルフオーダー端末を統合し、売上・在庫の一元管理を実現 フードコート 複数ブランドの店舗を本部で集中管理、ブランド別カスタマイズにも対応 カフェ・テイクアウト専門店 スマホオーダー+セルフレジ化により回転率アップ イベント・催事場 短期出店でも端末導入・在庫連携がスムーズに行える 5. SazaeのOdoo導入サポート Sazaeでは、Odoo導入にあたって「現場にフィットするシステム設計」を重視しています。現状の業務フローや課題を丁寧にヒアリングした上で、必要なモジュールに絞った最適なプランをご提案します。 また、Odoo導入時に課題となりやすい初期設定やスタッフ教育、業務フローの見直しも、Sazaeが伴走しながら支援いたします。デジタルツールが「導入して終わり」にならないよう、現場定着までの運用サポートも一貫して提供しています。 「多店舗展開を予定している」「これからデジタル化に着手したい」といった企業様に対しても、スケーラブルなOdoo導入支援を行っています。まずはお気軽にご相談ください。 無料相談会の詳細と申し込みはこちら  

Odoo 19では、AI機能が大幅に強化され、従来のバージョン(Odoo 18など)と比べてより実用的かつ直感的な使い方が可能になりました。以前は手動設定が必要だった自動化機能が、今ではAIが文脈を読み取りながら自動で判断・提案してくれるようになり、ITに不慣れな方でも安心して使える設計となっています。 Odoo CEOのFabien Pinckaers氏は次のように説明しています。「Odoo 19のAI機能は、ただのツールを超え、業務の効率化と社員の生産性向上に直結する新しい価値を提供します。特に、AIフィールド機能はその代表的な進化です。」 出典: Odoo公式LinkedIn 特に注目したいのは、経費処理やメール作成といった日々の業務がAIにより簡素化され、社員がより付加価値の高い仕事に集中できるようになる点です。本記事では、Odoo公式でも紹介されている具体的な活用シーンを取り上げながら、どのようにAI機能が業務改善につながるのかをわかりやすく解説します。 目次 AIによる経費処理の自動化 AIアシスタントによる業務サポート AIフィールド機能の導入で業務入力が革新  AI活用のメリットと導入効果 Sazaeのサポートと次のステップ 1. AIによる経費処理の自動化 Odoo 19では、領収書のデジタル処理がよりスマートになっています。スマートフォンで紙の領収書を撮影するだけで、AIが画像を解析し、日付・金額・支払先・カテゴリなどの情報を自動的に抽出します。さらに、その内容に応じて勘定科目を自動で選定し、経費項目として登録してくれます。 これは、従来の「入力 → 確認 → 修正」といった手間の多いフローから、「撮影 → 自動登録 → 確認」へと大きく進化した形です。結果として、経理部門の負担が軽減されるだけでなく、現場の社員にとっても経費精算のストレスが大幅に減少します。 詳細は以下の公式ページでも確認できます: Odoo AI-powered Expense Automation 2. AIアシスタントによる業務サポート Odoo 19に搭載されたAIアシスタントは、日常業務における“ちょっとした面倒”を解消してくれる心強い味方です。 例えば、営業担当者が顧客に送るメールを作成する際、件名や本文の一部が自動的に提案されます。これにより、メール作成にかかる時間が短縮されるだけでなく、文面の質も安定します。 また、社内チャットではAIが蓄積されたナレッジをもとに、よくある質問にリアルタイムで回答してくれます。新入社員からの問い合わせ対応や、ヘルプデスク業務の負荷を減らす効果も期待できます。 3. AIフィールド機能の導入で業務入力が革新 Odoo 19で新たに登場した「AIフィールド(AI Field)」は、ユーザーがフォーム上で入力する情報に対して、AIがその文脈や過去データをもとに最適な内容を提案するという画期的な機能です。 たとえば営業案件の管理フォームにおいて、商品名や顧客名を入力すると、AIが自動的に提案文を生成し、次に取るべきアクション(例:フォローアップメールの送信、見積もりの作成など)を補完してくれます。 もう一つの具体例としては、求人管理における職務記述欄。数語を入力しただけで、AIがその職種にふさわしい詳細な説明文を自動生成。人事担当者は文面の手直しだけで済み、時間を大幅に節約できます。 このように、AIフィールドは入力支援にとどまらず、業務全体の精度とスピードを底上げする存在となっており、将来的には他モジュールとの連携も視野に入れた進化が見込まれています。 4. AI活用のメリットと導入効果 OdooのAI機能を導入することで、企業には以下のようなメリットがもたらされます。 業務の自動化:繰り返し作業をAIが代行することで、社員は創造的な業務や判断業務に集中できます。 意思決定の迅速化:AIによるリアルタイムな分析・提案が、経営判断のスピードと精度を高めます。 コスト削減:人為的ミスや作業の重複が減ることで、運用コストや修正対応の工数が削減されます。 競争力の向上:先進的なAI技術を活用することで、業界内での差別化を図りやすくなります。 AIは「業務の一部を効率化する手段」から、「業務全体のあり方を変える存在」へと進化しています。 5. Sazaeのサポートと次のステップ 「OdooのAI機能、うちでも使えるのだろうか?」とお考えの方は、ぜひSazaeにご相談ください。 当社では、業種・業務フローに応じた最適なOdoo導入プランをご提案し、初期導入はもちろん、AI機能の活用支援や業務改善コンサルティングまで一貫してサポートしています。 無料の導入相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 無料相談会の詳細と申し込みはこちら  

業務効率化やDX推進を目的として、ローコード/ノーコード開発プラットフォームを導入する企業が増えています。中でも「Mendix(メンディックス)」は、エンタープライズ向けに設計された高機能かつ柔軟な開発基盤として注目を集めています。 とはいえ、ローコード開発ツールにはさまざまな種類があり、「Mendixは他と何が違うのか?」「どんな企業に向いているのか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 本記事では、Mendixの特徴や他ツールとの違い、導入が向いている企業やプロジェクトの特徴をわかりやすく解説します。自社に最適なツール選びの参考にしていただければ幸いです。   1. Mendixとは? エンタープライズ向けローコード開発プラットフォーム 共創型開発と拡張性の高さが魅力 2. Mendixの主な特徴と強み ワークフロー設計・多言語対応・セキュリティに対応 ノーコードと本格開発のハイブリッド型 DevOpsやCI/CDと標準連携 クラウド/オンプレ/ハイブリッド環境での柔軟運用 3. 他の主要ローコードツールとの比較 Mendix・Power Apps・OutSystemsの違い 導入規模・拡張性・インフラ柔軟性などを比較 4. Mendixを選ぶべき企業・プロジェクトとは? 複雑な業務フローを短期間で構築したい企業 業務部門とIT部門が協力して開発したい企業 5. まとめ Mendixはエンタープライズ開発に強く拡張性も高い 共創型アプリ開発を支援する次世代のローコードツール 1. Mendixとは? Mendix(メンディックス)は、オランダ発のローコードアプリケーション開発プラットフォームで、現在はSiemens社の傘下にあります。 ビジネス部門とIT部門が連携しながら、スピーディかつ柔軟にアプリケーション開発を進めることが可能です。 最大の特長は、大企業向けに設計された高度な機能と拡張性です。 複雑な業務フローや多言語対応、オンプレミスやクラウドといった様々なインフラへの柔軟な対応、さらにDevOpsとの高度な連携も可能で、企業のDX推進に最適な基盤を提供します。 2. Mendixの主な特徴と強み Mendixは、ノーコードと本格開発の良いところを融合した「ハイブリッド開発」が可能な点が最大の魅力です。 ノーコード&ローコードの併用: ドラッグ&ドロップで簡単に画面構築できる一方で、JavaやJavaScriptでの拡張も可能。 現場主体でも開発でき、技術者はより高度な処理に集中できます。 ワークフロー設計・多言語対応: ワークフローをビジュアルで定義でき、多国籍チームや海外展開にも適した多言語対応が可能です。 DevOpsやCI/CDとの標準連携: Gitベースのバージョン管理や自動テスト、CI/CDパイプラインの構築が容易で、アジャイル開発にもフィットします。 セキュリティ・ガバナンス機能: 認証・認可や監査ログ、ロールベースのアクセス制御など、エンタープライズ要件に対応。 クラウド/オンプレ両対応: Mendix Cloudに加え、AWS、Azure、オンプレミス環境でも稼働可能で、企業のIT戦略に柔軟に対応します。 3. 他の主要ローコードツールとの比較 以下は、Mendix、Power Apps、OutSystemsの比較表です。 それぞれの特徴や得意分野を把握し、自社に合った選定が重要です。 特徴/ツール Mendix Power Apps OutSystems 対象企業規模 中~大規模向け 中小~中規模 中~大規模向け カスタマイズ性 ◎ Java等で拡張可 △ 制限あり ◎ .NETやJavaで拡張 UI/UX設計の自由度 ◎ 細かく設定可能 ○ テンプレート中心 ◎ 高度な制御可能 DevOps/CI対応 ◎ ビルトイン対応 △ 手動連携が多い ◎ 外部連携に強い インフラ選択の自由度 ◎ クラウド・オンプレ両対応 ○ Azure中心 ◎ 複数クラウド対応 4. Mendixを選ぶべき企業・プロジェクトとは? Mendixは、高度な業務要件や組織横断的なプロジェクトに強みを持ち、以下のような企業に特におすすめです。 全社レベルのシステム刷新を検討中の企業: 申請・承認フロー、マスタ管理、統合データベースなど、複雑な業務にも対応可能です。 業務部門とIT部門が連携して開発を進めたい企業: 仕様変更が多い現場業務に柔軟に対応し、短期間でプロトタイプを構築できます。 オンプレミス・ハイブリッドクラウド環境を使っている企業: 特定のインフラに依存せず、社内の既存資産ともスムーズに連携できます。 5. まとめ Mendixは、「スピード」「柔軟性」「拡張性」の三拍子が揃った、エンタープライズ向けローコード開発ツールです。 特に以下のような課題を抱える企業に最適です: 複雑な業務システムを素早く構築したい 業務部門とIT部門で協業したい クラウド/オンプレを柔軟に選びたい 単なる画面作成ツールではなく、「本格的な業務アプリをローコードで作りたい」企業にとって、Mendixは有力な選択肢となるでしょう。 無料相談・デモのご案内 無料相談会の詳細と申し込みはこちら

日本ではまだOdooはそれほど知られていないかもしれませんが、実はその柔軟性と多機能性から、全世界で急速にシェアを伸ばしている統合型業務プラットフォームです。特に、Web制作やマーケティング業務の効率化に課題を感じている企業にとって、Odooは画期的な選択肢となり得ます。 本記事では、Odooを使ったWeb/CMS/マーケティング(MA)のスマートな活用方法や、導入に向いている企業の特徴、導入プロセスと注意点について詳しくご紹介します。ノーコードで始められる「業務改革」の第一歩として、Odooの魅力をぜひご確認ください。

1. ノーコードで実現するOdooのマーケティング機能

  • CMS(コンテンツ管理)機能で簡単にWebサイト作成
  • メールマーケティング・自動化機能(MA)で工数削減
  • フォーム・イベント・ブログ機能との連携

2. Odooの導入に最適な企業とは?

    • Webやマーケに複数ツールを使っている中小企業
    • 社内にエンジニアがいない、もしくはリソースが限られている
    • データの一元管理・業務の見える化に課題を感じている

3. Odoo導入の流れと注意点

  • ステップ1:業務整理と優先順位の明確化
  • ステップ2:必要なモジュールの選定
  • ステップ3:スモールスタートで段階的に導入
  • 注意点:カスタマイズしすぎない方が成功しやすい

4. Odooで実現できるWeb & MAのスマート運用例

  • LP作成 → 自動でリード登録 → スコアリング → メール配信
  • イベント申込 → フォローアップメール → 顧客DBに統合
  • 問い合わせフォーム → CRMに連携 → 営業アクションへ

5. Sazaeが提供する導入支援とノーコード活用サポート

  • 業務ヒアリングから運用定着まで一貫支援
  • ノーコード運用のトレーニングも提供
  • 継続的な改善と定着支援